
当面の必需品
新生活をスムーズに始めるには、それまでの準備がものを言います。インドではホテル暮らしなので不安は少ないけど、ホテルの仮暮らし感じゃなくてちゃんとした生活感をちゃんと持ちたい。でも当面の課題は生活必需品が足るか否か。
持ってきて良かったもの
持ってきて大正解だった&すぐに使ったのはこの5つ。
室内用スリッパ、キッチン用のタオル、簡単な掃除グッズ、茶葉+お茶パック、塩こしょう。
まずスリッパ。
ホテルの部屋に備え付けのスリッパはバスルーム用の使い捨てのもので、室内履きにしては質素。質素であることの問題は、見た目よりも足腰への負担が以外と大きいこと。
日本家屋の柔らかい床材に慣れきった私には、ホテルのお部屋の大理石の床は堅すぎます。
部屋到着後、2人とも荷物の搬入と徹底的な床掃除を終えるまでは靴下のまま過ごして、夕食前に靴下を履き替え室内用スリッパをおろすことに。
そのときの靴下の異常なまでの汚れはインド枠想定内としても、ヒザと腰への負担が大きかったことを痛感!
「良いスリッパ持ってきて良かった!」
ちなみに、チェンナイでは室内履きとしてのスリッパは見かけません。お店にあるのは、外で履くやつばっかり。私は引越し準備段階に旦那から「こっちで売ってないから買ってきてー」と言われたので、私たち2人が使う室内履きは引越し時のスーツケースに入れて、ゲストスリッパは船便に入れました。
こっちでも買えるけど、持ってくるべき
その他は引越し時の手持ち荷物として普通の選択肢ですかね。現地調達もできますが、すぐ手元にあった方が絶対良い。
一番意外だったのはキッチン用のタオル!正方形くらいのハンドタオルみたいな、丁寧な生活感が伺える単語で言えば白雪ふきん。ホテルなのでタオルは使い放題だけど、スリッパとは逆に
ふきんとして使うには質が良すぎる。
ホテルのタオルは誰かが身体を拭くのに使った後、洗濯機で回され、柔軟剤が使われたふかふか厚手のタオルでは食器を拭く気にはなれないし、テーブルを拭いても繊維が残る。ホテルの上質タオルはたくさんあるけど、多用途ではないのです。
でも厚手のタオルに変わりないので、掃除用には便利。一枚キープして、区別のために黒の糸で縁取りを縫って床とか家具組み立て時のほこりを拭いて使っています。
生活の一部だけ超贅沢。
そこでキッチンで大活躍したのが、スーツケース内の至る所に緩衝材役として詰め込まれていた使い古しのハンドタオル。キッチン用ふきんにもなるし、使い捨て覚悟の雑巾代わりにもなってくれて、実は一番活躍してくれている気がします。
そして他の日用品。
ホテル入居時に、床、お風呂、キッチン周りなどは自分たちでも掃除しました。
部屋の角、何かの後ろ、何かの下、ここ汚れるから注意だなーと言うところは150%汚れてます。
超過分の50%は、思った以上に汚れているということです。いや、普通にしててこんな溜まらんやろってくらい。
毎日のルームクリーニングはありますが、インド人スタッフに細かいこと伝えて掃除してもらうより、気になった時にぱぱっとできる方が快適なので、持ってきた方が安心度が高いです。
なにより、インドの掃除のものはだいたい臭いが強いです。臭いわけではない。良い香りの圧が強い。ウェットティッシュなんかも、いちいち臭いが強いので要注意です。
そしてその他はすぐに使う食品です。お茶はティーバッグでもいいけど、やっぱり茶葉からのお茶には敵わない。お茶くらいちゃんとしたものを飲みたい。私はお茶が大好きなだけ。
こういう普通に好きなものはひとつでもあると、どこにいてもほっとできるのでオススメです!
塩こしょうはどの国でも絶対にあるけど、野菜とかその日で使い終わるものとは違い長く使うものなので、どのお店で買うべきかを決定するまでが意外と時間がかかる。
そして、外出したくなくてラーメン食べるときとかインスタント食品で済ませたいとき、家に塩こしょうがあると助かる。だってわざわざ塩こしょうだけ買いにいくことはないもん。
そんな最低限の生活レベルでスタートを切ったインド生活。
1ヶ月半後に届く船便にタンスも本棚も入れているので、それまで服はゲストルームのシングルベッドに並べているし、小物の入った段ボールもそのままなので、船便到着まではこんな感じで健康で文化的な最低限度の生活設営に勤しみます。